京都の紅葉の名所として嵐山が挙げられますが、
その嵐山の中心部に鎮座するお寺として天龍寺があります。
嵐山の紅葉を楽しむなら、天龍寺がおすすめで、
北門から出入りすることができ、その北門近くには嵐山の竹林もあります。
ここでは嵐山~天龍寺の紅葉をご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
京都の紅葉の名所 嵐山~天龍寺の紅葉
天龍寺の境内の造りは、嵐山を借景(しゃっけい)にした(庭園の背景として嵐山を取り入れた)造りになっていますので、
天龍寺の境内の紅葉と同時に、嵐山の紅葉も楽しむことができます。
また天龍寺は竹林の近くにあり、竹林に近い北門近くでは、
竹林と紅葉を同時に見ることができます。
(出典「photoAC」)
嵐山にも境内にも、紅葉しない樹木もありますが、
そのために紅葉のコントラストが映える印象があり、
紅葉の時期には、境内が秋の装いに包まれます。
嵐山~天龍寺の紅葉の見頃の時期
(出典「PIXTA」)
天龍寺の紅葉の見頃の時期は、その年の気候によって違いはありますが、
例年ですと11月中旬~12月上旬に紅葉の見頃の時期を迎えます。
また例年であれば京都の多くの場所は、11月下旬(20日から30日)辺りには紅葉の見頃の時期を迎えていますので、
他の紅葉の名所などを見てまわることを考えても、
11月下旬頃を目安にすることがおすすめです。
ただ紅葉の色づき具合にも、その年によって良し悪しがあります。
ですので訪れた時に、絶好の紅葉が見れるわけではないかもしれません。
紅葉は自然のものですので、こうしたことは仕方ないことですが、
良くない状態の紅葉を知ることで、良い状態の紅葉の良さが際立つ面があると思いますし、
少なくとも「行ったことがある」という思い出は、かけがえのないものになると思います。
また良い紅葉を見ようと情報を集めて日程を調整することだけが、
私たちにできる精一杯の努力のはずで、
誰でも京都の紅葉をいつも見ることができるわけではない中で、
それならばそうした努力を重ねた結果、
訪れて見た紅葉がそれぞれの方のベストな紅葉だと私は思います。
紅葉が良くない状態のことはあるかもしれませんが、
そう考えていただいて、秋の天龍寺を訪れていただければと思います。
天龍寺の拝観料と拝観時間
(出典「PIXTA」)
・拝観時間については、10月21日~3月20日までは、
午前8時30分~午後5時までとなっています。
(その他の期間では、閉門時間が午後5時30分までになります。)
・参拝料については、
庭園をご覧になる場合には、
高校生以上 500円 小中学生 300円
諸堂(大方丈などお寺の内部)をご覧になる場合には、
庭園の参拝料に300円が追加されることになります。