宝厳院(ほうごんいん)は、嵐山の天龍寺の近くにあり、
紅葉の時期には見事な紅葉を見ることができますが、
紅葉の時期にも人は少なく、穴場としておすすめです。
ここでは宝厳院の紅葉の見頃の時期と、天龍寺など嵐山の周辺の観光地をご紹介します。
行って損はさせません。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
嵐山・宝厳院の紅葉 穴場としておすすめの場所
宝厳院は、天龍寺の塔頭(たっちゅう)寺院で、
塔頭寺院というのは簡単に言えば、天龍寺などの大寺院の中にある小さな寺院で、
そのため宝厳院も境内はそれほど広くはありませんが、
紅葉の時期には多くの見事な紅葉を見ることができます。
ただその割には私が訪れた時にも人は多くありませんでしたので、
嵐山の紅葉の穴場としておすすめで、
紅葉の時期に嵐山を訪れるなら、絶対に宝厳院に行った方が良いと思います!
また天龍寺と同じように、その庭園は、
嵐山を借景(しゃっけい)とした(=庭園の背景として嵐山を取り入れた)造りになっています。
そんな宝厳院の秋の特別拝観は、
2017年は、10月7日~12月10日まで。
・拝観時間は午前9時から午後5時でになります。
受付終了は、本堂が午後4時30分、庭園が午後4時45分
・庭園の拝観料は、大人500円、小中学生300円になります。
本堂をご覧になる場合には。
大人500円、小中学生300円の料金が別途必要になります。
嵐山・宝厳院の紅葉のライトアップと拝観料
(出典「PIXTA」)
また宝厳院ではライトアップが行われます。
2017年は、11月10日~12月3日まで。
・拝観時間は午後5時30分から午後8時30までになります。
受付終了は、本堂が午後8時、庭園は午後8時15分
・庭園の拝観料は、大人600円、小中学生300円になります。
本堂をご覧になる場合には、
大人500円、小中学生300円の料金が別途必要になります。
嵐山・宝厳院の紅葉 その見頃の時期は?
(出典「PIXTA」)
宝厳院の紅葉の見頃の時期は、その年の気候によって多少の違いがありますが、
例年ですと11月中旬から~12月上旬にその見頃の時期を迎えます。
また例年であれば京都では全般的に11月下旬に多くの場所で紅葉の見頃を迎えますので、
他の観光地を訪れることを考えると、
11月下旬を目安にしていただくことがおすすめです。
また紅葉はその年によって色づきの良し悪しもあります。
紅葉の色づきの良し悪しは、昼夜の寒暖差や一定程度の最低気温の日数などが関係しているようで、
こればかりは自然のことですので仕方ありませんが、
誰でも京都の紅葉を見ることのできる時期は限られていると思いますし、
良い紅葉を見ようと情報を集めて、都合の良い日程を調整して訪れるのが、
私たちにできる精一杯の努力だと思います。
そしてそれぞれの方に様々な人生があるように、
そうした努力を払って訪れた時の紅葉が、それぞれの方のベストの紅葉だと私は思います。
先ほどご紹介したように、京都の紅葉ですと11月下旬が目安になりますが、
そうした気持ちで京都の紅葉を楽しんでいただければと思います。