京都の紅葉の名所に南禅寺が挙げられます。
特徴的な水路閣(すいろかく)があり、近くには永観堂もありこちらも紅葉の名所で、
紅葉の時期に南禅寺を訪れるのであれば、永観堂にも訪れていただくことがおすすめですが、
ここでは南禅寺の紅葉と、周辺の紅葉の名所や穴場とそのアクセスページをご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
京都の紅葉の名所 南禅寺の紅葉
南禅寺は京都の紅葉の名所として知られていますが、
南禅寺の特徴的な部分としては、三門に登ることができることが挙げられます。
この三門の内部は急こう配の階段ですので、昇り降りに気をつけていただきたいと思いますが、
上空からの紅葉という少し変わった秋の景色を楽しむことが可能です。
ただ紅葉シーズンですと人も多く、降りるのにも時間が掛かりましたので、
あまり時間がない場合などは、登らない方が良いかもしれません。
また南禅寺の中にある「天授庵」も美しい紅葉を見ることのできるスポットで、
ここは抜群の紅葉スポットです!
(出典「PIXTA」)
ちなみに天授庵は、室内には入ることはできませんが、
窓の外に見える紅葉の景色を、外から写真で撮影することは可能です。
また琵琶湖から京都市内に引かれた水路は
「琵琶湖疏水(そすい)」と言われますが、
その疏水として使われていた水路(「水路閣(すいろかく)」と言われます)を南禅寺で見ることができます。
明治時代に造られたレンガ造りの水路は、現在では古さを感じさせますし、
京都の数ある寺院の中でも、他にはない南禅寺の特徴の一つとなっています。
(出典「PIXTA」)
南禅寺の紅葉の見頃の時期は?
また南禅寺の紅葉の見頃の時期は、その年の気候によって違いがありますが、
例年ですと11月中旬~11月下旬となります。
また例年であれば京都の多くの場所は、11月下旬(20日から30日)辺りには紅葉の見頃の時期を迎えますので、
他の紅葉の名所などを見てまわることを考えても、
11月下旬頃を目安にすることがおすすめです。
また紅葉ですので、年によっては色づきに違いも出てきます。
紅葉は自然のことですので、そうしたことは付き物にはなりますが、
どの場所の紅葉でも、自分の見ている紅葉よりも良い状態のことがあるかもしれませんし、
そう考えるとキリはありませんが、
写真に写っているような絶好の紅葉を見ることは、なかなか難しいことだと思います。
また写真を撮っていると、訪れることのできる限られた時間や状況の中から、
できるだけ良い状態のものを見つけて写真を撮る。
そんな方法を取るかと思いますが、旅でも訪れることのできる限られた時間の中から、
できる限り良い状態の紅葉を見つけようとすることで、旅の良い思い出が残ると思います。
そして私たちにできる精一杯のことは、
良い紅葉を見ようと情報を集めて日程を調整して訪れることだけだと思いますし、
そうした努力をした上で見た紅葉が、それぞれの方のベストな紅葉だと私は思います。
先ほどお伝えしたように、京都の紅葉ですと例年では11月下旬が見頃になりますが、
そうした気持ちで秋の南禅寺を訪れて、紅葉を楽しんでいただければと思います。
南禅寺の拝観時間と拝観料
(出典「PIXTA」)
・拝観時間については、時期によって多少の違いがあり、
3月~11月は、
午前8時40分~午後5時(最終受付は、午後4時40分)まで
12月に入ると2月までは、
午前8時40分~午後4時30分(最終受付は、午後4時10分)までになります。
・拝観志納金は、
三門 一般500円、高校生400円、小中学生300円
方丈庭園 一般500円、高校生400円、小中学生300円
南禅院 一般300円、高校生250円、小中学生150円
天授庵 一般400円、高校生300円、小中学生200円 になります。
南禅寺へのアクセスについて
南禅寺へのアクセスについては、以下の記事で詳しくご説明しています。
電車やバスでのアクセスについて料金や時間を、
また最寄り駅やバス停の場所や、最寄駅からの近道を記載しています。
南禅寺を訪れる際に、参考にしていただければと思います。