京都の桜の見所としては、京都御所の枝垂れ桜が挙げられます。
実は京都御所は、京都御苑(ぎょえん)の一区画の名称のことですが、
ここでは分かりやすくするために、京都御苑を京都御所とさせていただきます。
京都御所には形の良い枝垂れ桜もありますので、
ここではそんな京都御所の枝垂れ桜をご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
京都御所の枝垂れ桜の場所とマップについて
京都御所は広く枝垂れ桜のある場所も限られていますので、
効率よくまわっていただきたいと思いますが、場所は以下のようになります。
① 近衛邸(このえてい)跡の枝垂れ桜
② 桃林
③ 出水の枝垂れ桜
①の近衛邸跡が多くの枝垂れ桜がある場所で、
③の出水の枝垂れ桜が非常に形の良い枝垂れ桜で、
枝垂れ桜には様々な形のものがありますが、
なかなか見ることのできない整った姿をしています。
(出典「PIXTA」)
また①の近衛邸跡と、③の出水の枝垂れ桜の間には②の桃林もあり、
枝垂れ桜が見頃を迎える頃には、桃も見頃を迎えています。
(出典「photoAC」)
京都御所は広いですので枝垂れ桜の季節に京都御所を訪れるなら、
枝垂れ桜を中心に効率よく見てまわっていただければと思います。
また京都御所のマップを紹介した国民公園協会のホームページはこちらになります。
こちらのページの中ほど地図がありますが、
その地図の右上にある「京都御苑案内図」というボタンから京都御所(御苑)の案内図が表示されます。
こちらの3枚目のシートにマップがあり、
この左下の方に小さな字で「出水のシダレザクラ」と書かれていて、
シートの左下にある「出水の小川」の少し右側になります。
京都御所の枝垂れ桜の見頃の時期は?
また京都御所の桜でおすすめなのはやはり枝垂れ桜で、
先ほどご紹介した京都御所の北側にある「近衛邸跡」の周辺には多くの枝垂れ桜があり、
離れた南の場所には先ほどご紹介した「出水の枝垂れ桜」もあります。
この京都御所の枝垂れ桜は早咲きの枝垂れ桜になり、
ソメイヨシノに比べると少し早めに開花や見頃の時期を迎えます。
京都の早咲きの枝垂れ桜であれば全般的には3月下旬~4月初旬に、その見頃の時期を迎えます。
ただ京都御所の中にある形の良い枝垂れ桜については、
桜の開花が早い場合には4月の初旬でも見頃を終え始めていたことがあります。
ですのでこちらの形の良い枝垂れ桜を見たいという場合には、
3月下旬までに訪れることをおすすめします。
ただ桜の見頃の時期については年によって違いがありますので、
桜の開花情報をご確認していただければと思います。