国内旅行の観光に平泉の中尊寺金色堂 簡単な歴史や中尊寺へのアクセス

東北の観光名所として平泉の中尊寺があります。

世界遺産になっている中尊寺ですが、平泉には奥州藤原氏と源義経の歴史もあり、

当時の栄華を思わせる文化財を見ることもできます。

ここでは簡単な歴史を振り返ると共に、平泉の金色堂をご紹介します。

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国内旅行の観光に平泉の中尊寺金色堂

平泉の簡単な歴史を振り返る 奥州藤原氏と源義経


(出典「photoAC」)

まずは平泉の、奥州藤原氏と源義経の歴史を、簡単に振り返りたいと思いますが、

東北を支配していた奥州藤原氏は、

清衡(きよひら)→基衡(もとひら)→秀衡(ひでひら)→泰衡(やすひら)と、

約100年間、4代にわたって繁栄を極めた時代があり、

平泉はその中心として、発展を遂げたと言われています。

そんな奥州藤原氏に、源義経は幼少の頃に庇護(ひご)を受けていたことがあり、

その後、兄の頼朝との対立関係が深まった際に、

源義経は奥州藤原氏を頼り、かくまってもらっていましたが、

4代泰衡の代になると、兄頼朝からの圧力に屈した泰衡に、

源義経は攻められることになり、最後はここで自害したと言われています。

また奥州では、豊富に産出された砂金があり、

奥州藤原氏は中国の北宋との貿易など、独自の交易を行っていたと言われています。

実際に、平泉の金色堂にある讃衡蔵(さんこうぞう)という宝物館には、

金字と銀字で1行ごとに経文が書かれたお経があり、

当時の平泉の繁栄ぶりをしのばせるものがあります。

世界遺産 平泉の中尊寺

平泉の中尊寺は、世界遺産に登録されていますが、

中でも金色堂は、金箔が貼られ当時の工芸技術の粋(すい)を集めたお堂で、

金色堂がある建物の中で、見ることができます。

また先ほどの歴史の部分でも少し触れましたが、

讃衡蔵(さんこうぞう)という宝物館では、

当時の奥州藤原氏の栄華を垣間見える宝物が展示されています。

拝観料金は、大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円になります。

そんな中尊寺の境内マップについては、以下のページをご覧ください。

中尊寺ホームページ 境内散策

また例年、7月中旬~8月中旬にかけて、「中尊寺ハス」が咲き誇ります。

ひらいずみナビ ホームページ 四季特集 ひらいずみ夏物語

紅葉のシーズンにも、見事な紅葉を見ることができ、菊祭りも行われます。

ひらいずみナビ ホームページ 中尊寺菊祭り

またこちらは平泉で撮影した紅葉の写真です。

私は11月上旬に中尊寺を訪れ、まだ緑色をしたモミジもありましたが、

赤や黄色、緑のモミジの、非常に美しいコントラストのある紅葉を見ることができ、

楽しい旅の記憶の1ページとして刻まれています。

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平泉の中尊寺へのアクセス

平泉へのアクセスは、公共交通機関では、

JR一ノ関駅、または平泉駅からバスでのアクセスになります。

以下のマップでは、

① 中尊寺
② バス停 中尊寺
③ 平泉駅
④ 一ノ関駅になります。

またバス停や駐車場から、中尊寺に至る参道の途中には、弁慶堂があります。

以下のマップでは、
① 金色堂
② 弁慶堂
③ 中尊寺第一駐車場になります。

バスについては、「岩手県交通」になりますが、

岩手県交通ホームページ 

→ ページ左上の「路線バスのご案内」 

→ 「一関・平泉地区」 

→ 「国道南線」の一番下の「イオン前沢~一ノ関駅前」

から時刻表を確認することができます。

また岩手県交通ホームページ 

→ 「路線バスのご案内」 

→ ページ右の「その他路線の時刻表」から「平泉巡回バス『るんるん』」

から平泉駅から中尊寺に向かう循環バスの時刻表をご確認いただけます。

またお車でお越しの場合には、中尊寺の周辺に駐車場があります。

駐車場の詳細については、以下のページのマップをご参照ください。

中尊寺ホームページ アクセス

駐車場やバス停から中尊寺に至るまでは、徒歩でおよそ10分~15分ほどになります。

若干、登り坂になっていますので、

歩きやすい服装でお出かけいただければと思います。

平泉の中尊寺 周辺の食事場所

バス停や駐車場から、中尊寺へ向かう道の周辺には、

食事できるお店やお土産屋があります。

ここで初めて私は「ずんだ餅」を食べたのですが、

すりつぶした枝豆が使われたお餅で、そのほのかな甘さの心地よい記憶は、

今でも旅の良い記憶として残っています。

また以下のページは中尊寺近く以外の店舗も記載されていますが、

平泉を旅行する際に、ご利用いただけると思います。

ひらいずみナビ 平泉で食べる

終わりに

平泉には、他にも観光地も多くありますが、

毛越寺、義経堂、達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂について書いた記事はこちらになります。

平泉の観光スポット 毛越寺、義経堂、達谷窟とそれぞれのアクセス

歴史を知っていると、訪れた場所に対して感じるものに違いがあると思いましたので、

簡単ではありましたが、奥州藤原氏と源義経の歴史をご紹介しました。

中尊寺に至るまでは、木々に囲まれた山道を多少登ることになりますが、

落ち着いた雰囲気で、良い印象が残っています。

世界遺産にも登録されていますので、

平泉の中尊寺を訪れていただき、歴史を感じていただければと思います。

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