関西の夏の花の名所として、
滋賀県の「水生植物公園 みずの森」があります。
こちらは琵琶湖に近く、烏丸(からすま)半島という場所にあり、
この辺りは例年は、ハスの花で埋め尽くされるハスの群生地になります。
ただ昨年(2016年)は、ハスの花が咲かず、
今年はハスの花が咲くのか、心配されます。
ここでは「水生植物公園 みずの森」をご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
夏の関西の花の名所 滋賀県の水生植物公園みずの森のスイレン
滋賀県の「水生植物公園 みずの森」(長いので「みずの森公園」と書くことにします)は、
様々な花が植えられていて、季節ごとの彩りを見せてくれますが、
夏の時期には、スイレンやハスが見ごろを迎えます。
入園料は、大人300円、高校・大学生250円、小・中学生150円になります。
またみずの森公園の休園日については、
以下のページの「最新のお知らせ(重要なお知らせ)」から、
休園日のカレンダーがダウンロードできますので、そちらからご確認ください。
私が訪れた印象としては、ハスよりもスイレンの方が多い印象で、
こちらを訪れるのであれば、ハスを目当てにというよりも、
スイレンを目当てに訪れていただいた方が、良いような印象を個人的には受けました。
そのスイレンは、例年ですと6月~7月頃にその見頃の時期を迎え、
スイレンを近い距離で見ることができるのも魅力です。
また温室で栽培されているスイレンは、一年中見ることが可能です。
また鉢に植えられたハスも約60種類ほどあり、
例年ですと開花が早いものから遅いものまで、
6月下旬~8月下旬まで、ハスの開花は続きますが、
ハスの花は、開き始めて3日間は、
早朝に開いて、午後には閉じるというサイクルを繰り返し、
4日目には散ってしまうようで、
それぞれの花の開花期間が短いために、全体的な見応えという意味では、
どうしても印象が薄くなってしまうのかもしれません。
ただ周辺のハスの群生地に比べると、みずの森公園ではハスが鉢に植えられていますので、
こちらのハスは近くから見ることができるというメリットはあります。
水生植物公園みずの森から、ハスの群生地への出入りについて
昨年(2016年)には、みずの森周辺のある烏丸半島ではハスは咲きませんでしたが、
例年であれば、7月下旬~8月上旬にかけてハスが多く咲きますので、
今年はハスが開花することが期待されますが、
そのハスの群生地へは、みずの森公園から出入りすることが可能で、
7月9日~8月15日には、東ゲートが開門されます。
以下のページで、みずの森公園内のマップをご確認ください。
マップ右の⑪には東ゲートの場所が、⑫にはハスの群生地の記載があります。
またハスは午後には花を閉ざしますし、
スイレンも午後3時ごろには花を閉ざしてしまいますので、
早めの時間帯に訪れていただき、
この季節ならではのスイレンとハスを楽しんでいただければと思います。
水生植物公園みずの森へのアクセス
みずの森公園の場所が、
滋賀県のどの辺りにあるのかをご覧いただきたいと思いますが、
以下の地図では、
① みずの森公園
② 草津駅
③ 大津駅になります。
公共交通機関で訪れる場合には、JRの草津駅からバスに乗ることになります。
バスについては、みずの森公園のホームページに、
詳しい記載がありますので、ご参照ください。
ページにはバスの時刻表へのリンクがあり、帰りの時刻表もご確認いただけます。
また訪れる場合には「琵琶湖博物館」行きのバスに乗ることになりますが、
バスはおよそ1時間に1本になります。
(土日祝には1時間2本運行している時間帯もあります。)
また以下は先ほどと同じ園内のマップのページになるのですが、
こちらのページの左上⑯にはバス停が、
左下⑰には駐車場が記載されていますので、参考にしていただければと思います。
またこちらのページの一番下には、駐車場についての記載がありますが、
駐車場のご利用料金は、無料となっています。
終わりに
公園内には、レストランもありますし、
ハスの群生地周辺は、暑い季節には日影がありませんので、
長く滞在するのは難しいかもしれませんが、
広い琵琶湖を吹き抜ける風は心地よいものがあります。
また琵琶湖の烏丸半島周辺で、
今年以降はハスが花を咲かせるのか、その点には疑問もありますが、
みずの森公園内はスイレンも多く、近くからご覧いただけますので、
スイレンの見頃の時期に、こちらを訪れて、
この季節ならではのスイレンを楽しんでいただければと思います。