春の陽気な気候に誘われて、桜を見に行きたくなることがあります。
奈良の枝垂れ桜や吉野の桜については、こちらの記事でご紹介しました。
そこで今回は枝垂れ桜や吉野の桜以外の、奈良の桜の名所についてご紹介します。
桜の装いに包まれた奈良を味わっていただければと思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
奈良の桜の名所 奈良公園
(出典「photoAC」)
奈良の桜の名所といえば、まず奈良公園が挙げられます。
以下に奈良公園の桜のマップのリンクを貼っておきます。
マップの数字をクリックすると、その場所の桜の写真が出てくるのですが、
スマホでご覧になっている場合には、ページの下の「表示」を
「スマートフォン」から「パソコン」に切り替えてください。
またマップは左が北になりますので、ご注意ください。
奈良公園には、枝垂れ桜やヤマザクラ、ソメイヨシノがあり、
また4月下旬に見頃を迎える、ナラノヤエザクラがあり、
比較的長く、桜が楽しめるスポットと言えます。
周辺にも東大寺や興福寺、春日大社などの世界遺産がメジロ押しで、
奈良公園の桜が、周辺の観光に彩(いろどり)を添えてくれることでしょう。
ただ奈良公園は広いので、桜を見るだけでもかなり歩くことになりますので、
動きやすい服装で桜を見ることをおすすめします。
また同じ日に周囲の観光をする場合には、運動量が多くなることを考えると、
奈良公園の桜を見ることは、少し控えた方が良いのかもしれません。
また奈良公園について詳しく書いた記事はこちらになります。
→奈良公園の桜 桜マップと見頃の時期、周辺グルメとバスについて
ちなみに奈良公園の近くには氷室神社があり、
その氷室神社の枝垂れ桜は、奈良の早咲きの枝垂れ桜として知られていますが、
奈良公園で桜が見頃の場合には、氷室神社の枝垂れ桜はもう散っていますので、
桜を見るだけであれば、無理にこちらの枝垂れ桜を見ようとする必要はないように思います。
奈良の桜の名所 長谷寺
(出典「photoAC」)
次におすすめするのは、長谷(はせ)寺になります。
こちらも境内(けいだい)はかなりの広さがあり、清水寺のような舞台があります。
また長谷寺では桜だけではなく、ぼたんやアジサイなどの名所としても知られ、
四季折々の楽しみ方ができるお寺でもあります。
ただ公共交通機関で行く場合には、
最寄り駅の「近鉄 長谷寺駅」からは15分ほど歩くことになり、
山がちな地形にあるために、階段も多い場所になっています。
長谷寺の境内も広いので、歩きやすい服装で桜を楽しんでください。
また長谷寺について詳しく書いた記事はこちらになります。
→長谷寺の桜 景色の良いスポットと見頃の時期、アクセスと周辺情報
奈良の桜の穴場 平城宮跡
最後に奈良の桜の穴場として、平城宮跡をご紹介します。
ある日、奈良に出かけ、電車に乗っていた時のこと。
平野部の中に、ポツンと朱塗りの建物が見えて、
あれは何かと、スマホのマップで確認すると「平城宮跡」だと分かりました。
そこで興味を抱き、行ったのですが、
広い場所に建物などがいくつかあるだけで、
他の観光スポットに比べれば、寂しさはあるかもしれません。
ただ中にある資料館や庭園などは、全て無料で入ることができますし、
古代の都、平城宮に想いをはせたとき、
歴史が好きな私は、充分に楽しむことができ、良い印象が残っています。
桜の時期の、人の混雑具合を確認したところによると、
敷地の広さもあり、人の混雑は多くないようです。
一部地域に桜が多く植えられている場所があり、
古代の都に想いをはせながら、観光するのも良いように思います。
また最寄り駅の「近鉄 大和西大寺駅」にはレンタサイクルもあります。
平城宮跡は広いので、レンタサイクルを活用した方が良いかもしれません。
終わりに
奈良の桜を何度も見に行ったわけではないのですが、
私が奈良公園に行った時には、4月8日で満開だったことがありますので、
奈良のソメイヨシノであれば、
4月の1週目~2週目にかけて、見頃を迎えるように思います。
ただ、年によっても地域によっても違いが出てきますので、
ネットで開花情報を確認して、奈良の桜を楽しんでいただければと思います。