大阪でホタルを見られる場所に、箕面の滝があります。
箕面駅から川沿いの道を進み、箕面の滝へ至るまでの間に、
ふわふわと舞うホタルの光を見ることができます。
ここでは箕面の滝のホタルをご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
大阪のホタルの鑑賞スポット 箕面の滝
(出典「イラストAC」)
箕面の滝でホタルが見られるのは、例年6月中旬~6月下旬で、
大阪では早いところでは、例年5月下旬~6月上旬ごろに、
万博記念公園でホタルを鑑賞することができます。
万博記念公園のホタル観賞について書いた記事はこちらです。
→大阪のホタルの鑑賞スポット 万博記念公園の鑑賞場所や鑑賞の時間帯
箕面の滝は、阪急電車の箕面駅まで向かい、
箕面駅から箕面の滝までは、徒歩で約45分ほどになります。
箕面の滝まで訪れるには、距離がありますが、
渓谷沿いの道を歩き、おいしい空気を吸いながら、
ホタルの時期ではなくても、良い運動ができる場所と言えます。
またホタルは箕面の滝まで行かなくても、途中の川で見ることができますし、
(道路が川から離れた場所では、見ることは難しくなりますが。)
箕面の滝の周辺でも、ホタルを見ることができますので、
周辺をじっくりと観察して、ホタルを探していただければと思います。
箕面の滝 ホタルの観賞に適した時間帯
ホタルの鑑賞に適した時間帯は、
一般的にホタルの発光がピークになるのは、夜の8時~9時の時間帯になりますので、
このあたりの時間帯がホタルの鑑賞に適しています。
またホタルがよく飛ぶのは、曇った日などの月明りのない夜と言われ、
雨が降っている日や風の強い日、
気温が低い日には、あまり飛ばなくなりますので、
ホタル観賞の際には、天気予報にもご注意していただければと思います。
またホタルは自然のものですので、どうしても訪れた時期には、
まだホタルの数が少ない場合や、急な天気の変動もあると思います。
ただホタルを見ることができるのは、1年のうちで季節限定になりますし、
ホタルの光はどこか幻想的で、ホタルの光を見に行ったというその心地よい記憶は、
思い出す時に、人の心を穏やかにする気もします。
また良い条件が整っていない時を経験するからこそ、
ホタルが多く飛んでいる良い条件に出会えた時の喜びが大きくなると思いますので、
何度かホタル観賞に訪れていただき、
点滅してはゆらゆらと舞う、ホタルの光を楽しんでいただければと思います。
終わりに
夜に見るホタルの光は、スマホで撮影することも難しく、
点の光にしか映らないのは、何とも寂しいものがあります。
録画するにしても、自分の手が動いてしまいがちで、
後から見てもホタルが動いているように見えなかったり、
見た時の記録をきちんと残すことが難しい面があります。
カメラの一眼レフでは、シャッターを開け続けることができますので、
三脚を使えば、ホタルの光の軌跡(きせき)を捕らえることができ、
そうすると美しい写真を撮ることもできますし、
映像でも場所や時間を考えて撮影すれば、良い映像を撮ることもできるとは思いますが、
私を含めて一般の方であれば、そこまですることは難しく、
直接自分の目で見たホタルの光の記録は、
その心地よい記憶と共に、頭の中に収めることで精一杯のようにも思えます。
大人になってもホタルの光は記録に残しづらい。
それはカメラを扱えなかった子供の頃から、変わらない部分でもあり、
それがホタルの光に、どこか懐かしさを感じる理由なのかもしれません。
ホタルの光を無邪気に追いかけていたあの頃を思い出すように、
忘れていた何かを思い出すように、
ホタルの光を見て楽しんでいただければと思います。