大阪でホタルを見られる場所に、万博記念公園があります。
近くにはエキスポシティもあり、そちらで楽しみながら、
ホタルの時間まで待つことも可能です。
ここでは万博記念公園のホタル鑑賞をご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
大阪のホタルの鑑賞スポット 万博記念公園のイベント「蛍の夕べ」
(出典「イラストAC」)
万博記念公園でホタル観賞ができるのは、例年5月下旬~6月上旬で、
「蛍の夕べ」というイベントの開催時期に見ることができます。
2017年は、5月27日(土)~6月11日(日)の開催となっています。
このイベントの開催時には、
入園は午後9時まで、開園時間は午後9時30分まで延長されます。
ただご注意していただきたいのは、万博記念公園は【水曜日が定休日】になりますので、
「蛍の夕べ」のイベントもご覧になれませんので、ご注意ください。
「蛍の夕べ」の開催期間については、ホタルの時期が近づくと、
万博記念公園のホームページのイベント情報に公表されます。
今年の内容については、以下のページに記載されています。
また「蛍の夕べ」が開催されるのは、万博記念公園内の「日本庭園」内で、
電車で訪れる場合には、大阪モノレールの「万博記念公園」駅が最寄り駅になりますが、
「日本庭園」は万博記念公園の入り口になる
「中央口」から北に向かった場所にあり、入り口からの距離は少し離れています。
以下のマップでは
① 万博記念公園駅
② 日本庭園の場所になります。
「蛍の夕べ」の開催期間中は、日本庭園の中は歩けるコースが決められています。
営業時間内であれば、1度だけでなく繰り返し回ることも可能で、
お時間や体力に余裕がある場合には、2度ほどコースを回るのもおすすめです。
私の個人的な印象にはなりますが、
ホタルの光る時間帯と関係しているのか、目が慣れていないからなのか、
入ってすぐには蛍の場所はよく分からず、
時間が経つほどに、目が慣れるのかホタルを見つけやすくなる印象があります。
そういう意味では、じっくりと時間をかけてホタルをご覧いただければと思います。
また車で訪れる場合には、以下の万博記念公園のホームページをご確認ください。
上記のページでは、駐車場の場所や込み具合などの情報が記載されています。
ホタルの時期には車が多くなるかもしれませんので、ご注意ください。
万博記念公園の「蛍の夕べ」 ホタル観賞に適した時間帯
ホタル鑑賞に適した時間帯としては、
一般的にホタルの発光がピークになるのは夜8時~9時ごろの時間帯ですので、
このあたりの時間帯がホタル観賞に適しています。
またホタルがよく飛ぶのは、曇った日など月明りのない夜と言われ、
雨が降っている日や風の強い日、
気温が低い日には、あまり飛ばなくなります。
ホタルは自然のものですので、訪れた時には数が少なかったり、
訪れることができる日程で、気象条件が悪いこともあると思いますが、
ホタルを見ることのできる季節は、1年のうちで限りがありますし、
幻想的なホタルの光や、柔らかなその光の動きは、
穏やかな気持ちにさせてくれるようにも思います。
また条件が良くない時を知っていることで、
条件が良い時のホタルを見ることができた時の喜びは大きくなると思いますので、
何度かホタル観賞に足を運んでいただき、
良い条件でのホタルを見ていただければと思います。
終わりに
大阪では万博記念公園の他にも、ホタルを見ることのできるスポットがありますが、
その中で箕面の滝のホタルについて書いた記事はこちらになります。
→大阪のホタルの鑑賞スポット 箕面の滝とホタル観賞に適した時間帯
ホタルをじっくりと見ていると、
数匹が図形を描くように、同時にそろって飛び始めることもあり、
そうしたことは滅多に見ることができないので、
その光の残像は、強烈な記憶に刻まれることもあります。
周囲の人が多い場合には、じっくり見ることも難しい場合がありますが、
そうしたホタルの競演を、いつかどこかで見ていただければと思います。