奈良の桜の名所に、奈良公園があげられます。
大阪に住んでいた頃に、私は奈良公園によく訪れました。
鹿と触れ合うことは、少しおっかなびっくりではありましたが、
季節ごとに違った表情を見せてくれました。
近くには東大寺など観光名所がある中でも、
広い奈良公園内では穏やかに過ごすことができ、とても心地よい記憶が残っています。
ここではそんな奈良公園の春の魅力を、ご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
奈良公園の桜マップで、効率よい桜の花見を
奈良公園には桜が多くありますが、奈良公園自体はとても広いので、
桜を見るにしても効率よく見て周りたいところです。
そこで便利なのが、こちらの奈良公園の桜マップになります。
こちらのマップの数字をクリックすると、その場所にある桜の写真を確認することができます。
ただ方角はマップの左が、方角では北になりますので、ご注意ください。
このうち③の場所には、枝垂れ桜が写っていますが、
この場所には、同じような大きさの枝垂れ桜がもう1本あり、
2本の大きな枝垂れ桜が、少し離れて屹立(きつりつ)しています。
また⑲には浮見堂があり、浮見堂はいつ見ても絵になる風景ではありますが、
春の季節には桜の装いを見せてくれますし、
⑪には「御衣黄(ぎょいこう)」という緑色をした珍しい桜もあります。
桜を楽しむために、奈良公園を訪れる場合には、
こちらのマップで事前に桜とその場所をご確認の上で、効率よくまわっていただければと思います。
奈良公園の桜 その見頃の時期
(出典「photoAC」)
奈良公園の桜の見頃の時期は、例年3月下旬から4月下旬になります。
奈良公園には、早咲きの枝垂れ桜から、ソメイヨシノ、遅咲きの枝垂れ桜、
また4月下旬に見頃を迎えるナラノヤエザクラもあり、
そのため長い期間、桜を楽しめる場所でもあります。
奈良公園の桜の見頃が3月下旬~4月下旬ですので、
例年であれば、早咲きの枝垂れ桜が3月下旬から見頃を迎え、
その後にソメイヨシノが4月の1週目から2週目にかけて、
さらにその後に遅咲きの枝垂れ桜が4月中旬に見頃の時期を迎えるでしょう。
どの桜を見るかによって、訪れる時期を選んでいただければと思います。
また奈良公園は広いですので、
先ほどご紹介した御衣黄(ぎょいこう)の見頃の時期も、お伝えすべきかと思います。
私自身は、奈良公園では御衣黄を見たことはないのですが、
京都で御衣黄を見た際には、遅咲きの枝垂れ桜や、
遅咲きの仁和寺の御室(おむろ)桜が見頃の頃と同じ時期に咲いているのを見たことがありますので、
遅咲きの枝垂れ桜が見頃の頃に、奈良公園でも御衣黄が開花時期を迎えるでしょう。
ただ桜の見頃の時期は、年によって違いがありますので、
訪れる際には、桜の開花情報をご確認していただければと思います。
奈良公園周辺のグルメ情報
奈良公園の周辺には、東大寺や春日大社、
阿修羅像で有名な興福寺もあり、世界遺産もめじろ押しで観光客も多いため、
奈良公園の周辺には、多くの飲食店があります。
その一部をご紹介させていただくと、まず近鉄奈良駅から奈良公園へ向かうと、
すぐ右側にアーケードのある「東向商店街」があります。
東大寺近くには「夢風ひろば」があり、飲食店などが軒(のき)を連ねています。
また春日大社の中には、万葉粥(がゆ)の「春日荷茶屋」があります。
トップページの右上の「国宝殿・植物園・庭園喫茶」→「庭園喫茶(春日荷茶屋)」と進んでいただくと、
「春日荷茶屋」のページへ移ります。
この他にも奈良公園周辺には多くのお店があり、全てをご紹介できないのですが、
奈良公園の桜を楽しむ際に、ご利用いただければと思います。
駅から奈良公園へのバスについて
また奈良公園へは近鉄 奈良駅が最寄り駅ですが、
そちらからでも奈良公園までは、少し距離があります。
そこでJR奈良駅や近鉄奈良駅から、
奈良公園や東大寺、春日大社などへ向かう場合に便利なのが、
奈良で運行されている「ぐるっとバス」です。
こちらのページから「ぐるっとバスのご案内」をクリックしていただくと、
ぐるっとバスの詳細な情報を確認することができます。
1回のご乗車で100円となっております。
奈良公園は広いですので、バスも活用して桜を楽しんでいただければと思います。
終わりに
奈良公園を含めた、奈良の桜の名所をまとめた記事はこちらになります。
そういえば私は奈良公園によく訪れていましたが、
その時には、いつも天気が良かった記憶もあります。
でもそれは、私が大阪に住んでいたので、
天気の良い日を選んでいただけなのかもしれません。
奈良公園には桜の種類も多く、長く桜を楽しめる場所ですので、
そんな奈良公園の桜の魅力に、触れていただければと思います。