夏に咲く花として、ハスがありますが、
京都のハスのおすすめの鑑賞スポットに、京都植物園があげられます。
私は関西の全てのハスのスポットを訪れたわけではありませんが、
関西の複数の場所にハスを見に行ったことがあり、
その中で私の個人的なおすすめになるのですが、
ハスの花が最も美しく見られるのは、関西ではここではないかと思います。
京都植物園には、いくつかハスの咲いている場所がありますが、
その中でもおすすめのポイントや見頃の時期、
ハスの花の魅力や植物園の食事場所や周辺情報などをご紹介します。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
関西でハスを見るならココ! 京都植物園のハスと鑑賞におすすめのポイント
京都植物園の入園料は、一般200円、高校生150円、中学生以下は無料で、
こちらの京都植物園では、複数の場所でハスを見ることができます。
私が訪れた時には、植物園内の3箇所でハスを見ることができましたが、
以下のマップでは、
① 「四季 彩の丘」
② 「はす池」
③ 「あじさい園」になります。
この中で、私のおすすめなのが三つ目の「あじさい園」の場所で、
この周辺の池にハスがあるのですが、何がおすすめかと言うと、
まず一つ目の理由として、ハスをすぐ近くで見ることができること。
これは「四季 彩の丘」でもそうなのですが、
もっとおすすめする理由は、周囲が木に囲まれているので、風があまり無いせいか、
花があまり乱れないところが、この場所のハスの良いところで、
ハスの美しい状態を見ることができるのは、
京都植物園ではここだと私は思いますので、この場所でハスを見ることをおすすめします。
また「四季 彩の丘」では鉢に植えられた、種類の多いハスを見ることができますが、
私が訪れた時の印象にはなりますが、
ハスの花は咲いている期間が4日ほどと短いために、
多くのハスが一斉に咲いているところを見ることは難しいという印象はあります。
京都植物園 ハスの見頃の時期
京都植物園のハスの開花時期は、植物園のホームページの情報によると、
例年ですと7月中旬~8月中旬になります。
こちらのページの「夏 summer」をクリックしていただくと、
夏の花の開花時期が記載されています。
ただ7月上旬にハスが咲いていたこともありましたので、
その年の気候にもよると思われますが、
早めに訪れても、ハスが咲いていることがあります。
植物園の花の開花情報については、
以下のページをご参照していただくことをおすすめします。
またハスの花は、開いて3日間は、
午前中には花を開き、午後には閉じるというサイクルを繰り返し、
4日目には花が散ると言われていますので、
ハスの花を鑑賞される場合には、午前中に訪れることをおすすめします。
またそれだけハスの花の咲いている期間は短いですので、
多くのハスの花が咲いていたとしても、花の状態が良くないものがあるなど、
全てのハスの花が一斉に、きれいに咲き誇るわけではないことは、
念頭に入れていただきたいと思います。
ハスの花の魅力について
少しハスの花以外の魅力をご紹介したいのですが、
ハスの花はそれだけでも美しいのですが、
ハスの花の中心にあるめしべを触ると、なかなかの堅さがあります。
(出典「photoAC」)
↑この写真の右側にある緑色の部分は、触るとけっこう堅いです。カッチカチです。
また雨が降った後には、ハスの葉に雨が溜まりますが、
ハスの葉は水をはじく性質がありますので、
ハスの葉に水が溜まった状態で、ハスの葉を動かすと、
水が滑るように動くところは、ハスの面白い部分になります。
(出典「photoAC」)
京都植物園では近くでハスを見れますので、そうした楽しみ方も可能です。
また少し驚かせてしまうかもしれませんが、
ハスの花はめしべが受粉した後でタネをつけますが、
その姿はハスの花の美しさに比べると、なかなかギャップのある姿です。
「え??」と最初に見た時には、あのハスの花がこんな風になるとは、
と驚きましたが、よくよく考えてみると、
レンコンを切った断面図にも似ているな、と思います。
ハスの花は咲いている時だけでなく、タネをつけた時も面白いですし、
その様子にも注目してもらえたらと思います。
京都植物園の食事場所などの周辺情報
京都植物園の内部の食事ができる場所でいえば、
以下のリンクは園内マップになりますが、
マップの中央付近にある「森のカフェ」では、軽食を食べることができます。
またマップの右上にある北山カフェは、以下のお店になります。
その他には、京都植物園のある地域は「北山」と呼ばれていますが、
その北山のお店については、以下のサイトをご参照ください。
こちらのページの左上の「北山街のショップを探す」という部分から、
飲食店など、ジャンルごとのお店を調べることができます。
「カフェ・レストラン・飲食」などのジャンルを選んでいただくと、お店の一覧が表示され、
それぞれのお店をクリックすると、詳しい情報やマップが表示されます。
ただマップ上に他のお店を含めて、複数のお店が表示されることもありますが、
お店のジャンルごとに、マップ上で表示される図柄が違います。
その場合には、一つずつご確認していただければと思います。
またお店のウェブサイトの情報もありますので、そちらから詳しい情報をご確認ください。
終わりに
その他の京都のハスの名所について書いた記事はこちらになります。
→夏の京都の観光スポット 法金剛院のハスと法金剛院へのアクセス
→京都の夏の観光スポット 三室戸寺のハス、アクセスや周辺情報
京都植物園では、ハスの花を間近に見ることができますので、
スマホでもハスの写真をきれいに撮影することが可能です。
関西の中には同じように、近くでハスを見ることのできるスポットはありますが、
個人的には、こちらの京都植物園の「あじさい園」近くにあるハスは、
木に囲まれた場所にあることで、花が乱れにくいように思います。
あくまで私が訪れた中でのおすすめにはなりますし、
ハスの花の咲いている期間は短いですので、
その場所にあるハスの全てが、きれいに咲きそろうというわけではありませんが、
きれいなハスの花を見るなら、
この京都植物園が、関西では1番のおすすめの場所になります。