大阪に住んでいた時には桜の季節になると、
京都の桜をはじめ関西の桜を多く見に行きました。
京都には桜の名所が多くありますが枝垂れ桜の名所も多くあります。
また枝垂れ桜はソメイヨシノとは見頃の時期に違いがあり、
枝垂れ桜にも早咲きの品種と遅咲きの品種があることが分かってきました。
そこでここでは遅咲きの枝垂れ桜について、京都の観光名所と穴場スポットをご紹介します。
春の京都を旅行する際に、ご参考にしていただければと思います。
(追記:それぞれの桜の名所や穴場に簡単なマップを追加し、アクセスに関するページのリンクを追加するなどの修正をしました。)
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
京都の遅咲きの枝垂れ桜の見頃の時期は?
遅咲きの枝垂れ桜は、種類としては「八重紅(やえべに)枝垂れ」という種類で、
ピンクの花を咲かせて花びらの数も多いのが特徴です。
この八重紅枝垂れが京都で見頃を迎えるのは、
場所によって違いもあるのですが4月上旬(5日あたり)~中旬になります。
ただ桜の見頃の時期は年によって違いがありますので、
桜の開花情報をご確認していただければと思います。
桜は自然のものなので、どうしても見頃の時期はその年の気候に左右されてしまいます。
また訪れた時に、あまり見応えのない枝垂れ桜の姿を見ることもあると思います。
ただそうした体験があるからこそ、
本当の見応えのある枝垂れ桜を見ることが出来たとき、その喜びは大きなものになると思いますし、
遅咲きの枝垂れ桜のボリューム感はソメイヨシノにはない魅力でもあります。
もしも訪れた時にそれほど見応えがなかったとしても何度かチャレンジしていただいて、
遅咲きの枝垂れ桜の本来の美しさに触れていただければと思います。
おすすめの遅咲きの枝垂れ桜・平安神宮
(出典「PIXTA」)
京都で遅咲きの枝垂れ桜を見るなら、まず私のイチオシは「平安神宮」になります。
平安神宮は裏に庭園があり、料金を払うことで庭園に入ることができます。
(大人600円、小人300円)
庭園は広く遅咲きの枝垂れ桜がたくさん植えられていて、
枝垂れ桜の場合には枝が折れないように、
枝の部分に竹の柵が設けられていることが多いですが、
通路からはその柵の下から見える咲き乱れる枝垂れ桜は、
また違った趣(おもむ)きを感じさせてくれます。
見頃の時期にこちらに行けば、色鮮やかな思い出が残ることでしょう。
また京都駅や河原町などから平安神宮へのアクセスについては、以下のページをご利用ください。
また平安神宮の最寄り駅や主なバス停の場所は以下のようになります。
① 平安神宮
② バス停 岡崎公園 美術館・平安神宮前
③ 東山駅
原谷苑
次のおすすめしたいのが「原谷苑(はらだにえん)」という場所です。
(出典「photoAC」)
ここのすごさは何といっても枝垂れ桜の数の多さです。
どこを見ても枝垂れ桜がふんだんに植えられていて、
その間には時に別の花を見ることもでき、
その花々もアクセントを添えてくれています。
ここは個人が経営している庭園のようで、他の京都の観光地に比べても入園料は少し高めです。
(大人1000円、小人500円)
また少し北側に位置していて、少し高い場所にあるためか、
平地部の他の遅咲きの枝垂れ桜に比べると桜の開花は遅めという印象があります。
ネットなどで桜の開花情報をチェックしていただければと思います。
また公共交通機関を使ってこちらに行く場合には、バスの本数が少ないことに注意が必要になります。
原谷苑の公式サイトでは、こちらのバスは地元の方が使われているので、
できる限りタクシーを使っていただくように、との注意書きがありますが、
原谷苑ではFacebookページでシャトルバスの情報も公開されますので、
桜の季節にはご確認いただければと思います。
原谷苑と最寄りのバス停の場所は以下のようになります。
① 原谷苑
② バス停 原谷
③ 〃 原谷農協前